銀座の高速の遊歩道、20年代半ば着工 東京都が最終案

東京都は8日、銀座の街を囲むように走る無料の高速道路「東京高速道路」(KK線)について、車道部分を遊歩道に造り替える計画の最終案を公表した。最終案によると、KK線を歩行者向けの空間に再生し、飲食・物販や広告板の設置などを検討する。2020年代半ばに着工し、早ければ30年代の完成を目標としている。
都は9日から3月10日まで都民から意見を募るパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえて事業化に向けた都の方針を決める。
KK線は京橋から銀座を通って汐留をつなぐ全長約2キロメートルの高架の自動車専用道路。東京高速道路(東京・中央)が運営している。
関連企業・業界
業界: