デロイトトーマツ、前橋市に新オフィスを開設

デロイトトーマツグループは8日、前橋市に新オフィスを開設した。グループ傘下の監査法人やコンサルティング会社など7社が入居し、国が進めるデジタル田園都市国家構想の実現に向けた業務などに取り組む。同グループは国内に約30拠点があり、北関東3県に拠点を構えるのは群馬県高崎市の連絡事務所に続いて2カ所目。
新オフィスは「MAEBASHI Social Innovation Hub」。同グループ初の「地域イノベーション拠点」と位置づけ、JR前橋駅前にある複合施設「アクエル前橋」の6階に開設した。面積は約2800平方メートルで、人員規模は100人程度。
地元企業と連携しながら、デジタル田園都市国家構想に関連する業務などに取り組む。前橋市は6月に同構想の事業費の補助対象に選ばれた。独自のデジタル個人認証「まえばしID」を活用した遠隔デジタル窓口や子育てサポートの実現を掲げている。