港湾で働く女性の環境改善へ意見交換、関東運輸局

関東運輸局は8日、横浜港や川崎港で「フォアマン」(荷役作業を計画し、荷役業務を監督する人)として活躍する女性2人らとの懇談会を横浜市内で開催した。全国の港湾施設では人手不足が深刻化している。国土交通省は2022年夏に「港湾労働者不足対策アクションプラン」を策定。女性が働きやすい労働環境の向上にも取り組んでおり、今回の懇談会もその一環。
非公開の懇談会では、港湾を女性にとって働きやすい職場にしていくためにはどうすればよいのか、などについて意見が交わされたという。終了後、フォアマンの一人は取材に「若い人には性別に関係なく、こういうやりがいのある職種があることを知ってもらい、業界にどんどん入ってきてほしい」と話した。