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富士スバルラインの橋に損傷 GW目標に迂回路整備

富士スバルラインの橋の損傷について説明する山梨県県土整備部道路整備課の秋山久課長(8日、甲府市内)

山梨県は8日、山梨側の麓と5合目とを結ぶ有料道路「富士スバルライン」について、ゴールデンウイーク(GW)を目標に5合目まで通行可能にするとの見通しを発表した。3月に発生した雪崩で5合目に近い石楠花(しゃくなげ)橋の本体に損傷が確認されたため、迂回路を設置する。

富士山の4~5合目付近は、雨や急激な気温上昇で大量の水を含んだ雪が流れ出す「スラッシュ雪崩」が発生しやすく、3月22日には大規模な雪崩が発生した。雪崩や落石などから道路を守る「洞門」と呼ばれる防護用トンネルや橋梁付近で雪崩が発生し、170メートルにわたり道が塞がれた箇所もあった。

県土整備部によると、2カ所の洞門では道路構造物に損傷はなく、苔桃(こけもも)橋は橋梁本体に限定的な損傷はあるものの車両の通行に支障はないという。一方、石楠花橋は雪崩の影響で橋桁が横方向に30センチ弱ずれており、車両通行の安全を確認するには詳細な調査が必要という。掛け替えが必要になった場合は長期間の工事が必要になるという。

富士スバルラインは富士山登山鉄道構想の想定ルートとされている。同構想の検討会でもスラッシュ雪崩が発生しやすいために防災対策が必要との指摘が出ており、長崎幸太郎知事は「スバルラインに人を通している以上、鉄道を敷く敷かないに関係なく安全対策を講じていく必要がある」と述べた。

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