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AIが介護計画書づくり支援 ロジックと金沢工大

介護事業者向けシステム開発のロジック(金沢市)は14日、介護サービスの利用者ごとに必要な介護計画書の作成を支援するサービスを始めると発表した。金沢工業大学との共同研究の成果で、人工知能(AI)が支援方法などを提案する仕組み。同社の介護記録ソフトのオプションとして、20日から提供する。

介護計画書は利用者の目標やケア手順などを記載する書類で、介護事業所のサービス提供責任者が作る。一人ひとりの状態に適した内容にするため、作成に時間や労力がかかる。新サービスの「AI介護計画書」は利用者や家族の介護に対する意向を入力すると、その情報をもとにAIが目標や支援方針を提案。適切と考える項目を選び、手直しするだけで計画書を作成できる。

一部の事業者に試験的に使ってもらった結果、計画書の策定時間が半分以下になったという。当面は無償だが、2022年春から月5000円(税別)で提供する計画だ。22年度中に1600事業所の利用を目指す。

ロジックは介護の記録を電子化するソフトを手掛け、導入する事業所は全国2200カ所以上に上る。同社が持つ介護関連のビッグデータと金沢工大が持つAI技術を組み合わせる共同研究で、新サービスが誕生した。

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