千葉県、8月観光客数41%増 宿泊も大幅増加
千葉県によると、8月の県内観光施設(代表的な42施設)の客数は前年同月比41%増の97万5866人だった。新型コロナウイルスの感染「第7波」が拡大していたが、行動制限がなく大きく伸びた。コロナ感染拡大前の19年8月比では13%減の水準だった。
エリア別にみると、県南部の「南房総地域」が前年同月比56%増のほか、北部の「北総地域」が51%増、東部の「九十九里地域」が48%増。郊外部にも多くの観光客が戻り、数値を押し上げる結果となった。
宿泊者数(24施設)は79%増の23万4007人泊だった。19年同月比では22%減。東京ディズニーリゾート(TDR)の入場制限が緩和された影響で、西部の「ベイエリア・東葛地域」が2.6倍の9万7447人泊と大幅に伸びた。
九十九里地域は62%増で、南房総地域は56%増。調査対象施設に変更のあった北総地域を除きいずれも大きく増えた。

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