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花×インテリア雑貨 石川のアプラス、百貨店向け店舗

インテリア雑貨を企画・販売するアプラス(石川県加賀市)は大都市圏の百貨店を対象に、フラワーアレンジメントを中心としたインテリア雑貨店の展開を始めた。「花のある暮らし」がコンセプトで、石川県の山中漆器や九谷焼をはじめとするインテリア雑貨も扱う。2022年内に3店を計画しており、女性を中心に顧客を開拓する。

アプラスは大丸梅田店(大阪市)でインテリアフラワー店「ドゥシュール」を運営する。生け花を再現したアーティフィシャルフラワーなど生花以外を扱う。その2号店を3月、大丸京都店(京都市)内に出店。花だけでなく、インテリア雑貨を加えた新たな取り組みを始めた。

花を飾るための器、花を見ながら味わうためのハーブティーといった食品なども販売する。器の中には九谷焼や山中漆器もあるが「伝統的なものではなく、石川県のデザイナーが手掛けた新しい感性を持った現代風を扱う」(坂本博胤社長)考えだ。商品構成は花類が7割、インテリア雑貨が3割。販売価格は花が3000円程度からを計画する。

ポップアップストア(期間限定店)も始めた。丸井のマルイファミリー溝口店(川崎市)や国分寺店(東京都国分寺市)、大丸札幌店(札幌市)などで計画中だ。期間は2週間程度。利用客が多い店舗について常設化を目指す。22年は大丸京都店と期間限定店2店の計3店を予定している。百貨店での新たな事業で22年中に1億3000万円の売り上げを目指す。

アプラスは20年12月、ドゥシュール1号店を大丸梅田店に出し、インテリアフラワーの販売を始めた。どのように飾るか悩む顧客が多いことが分かり「飾るための器を含めたライフスタイルの提案も考えた」(坂本社長)という。同店でもインテリア雑貨を増やしていく考えだ。

SDGs(持続可能な開発目標)経営の一環でもある。プリザーブドフラワーは生花を長持ちさせる点で、生花の廃棄削減を通じた環境保護に貢献できる。花と器を組み合わせた商品の場合、花または器のみを交換できる仕組みも計画中だ。百貨店がSDGsに関心が高いことにも対応する。

同社は01年に会社設立。山中漆器の製造販売から始まり、その後、フラワーアレンジメントを手掛けるようになった。花はギフト商品など法人向けのOEM(相手先ブランドによる生産)が中心だった。21年9月期の売上高は9億円。百貨店向けの新たな事業展開によって早期に10億円突破を目指す。

(石黒和宏)

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