日本精機、インドにメーター設計の新会社
日本精機は車載計器の設計を手掛ける新会社をインドに設立した。バイク需要の拡大が期待されるインドでメーターの設計開発機能を拡充し、効率化やコスト競争力を高める。
3月にインド北部のハリヤーナー州にエヌエス インディア デザイン アンド トレーディング社を設立した。資本金は3000万ルピー(約4800万円)で、出資比率は日本精機が99%、連結子会社のタイ―ニッポンセイキが1%。6月に開業を予定している。
インド向けのメーター設計は現在、日本を中心にタイやベトナムのグループ会社で実施している。新会社ではまず、顧客と仕様の調整などをする。将来は外装や回路、ソフトなどの設計全般を新会社で手掛け、インドにある別のグループ会社で製造し、同国に進出する日系メーカーや現地メーカーに供給する計画だ。
日本精機はバイクや自動車向け計器類の製造販売などの関連会社や子会社がインドにあり、今回の新会社でインドのグループ会社は3社目となる。
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