愛媛のキクノ、低炭素型コンクリート CO2排出45%減
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コンクリート製品などを手がけるキクノ(松山市)は低炭素型コンクリートを開発した。セメントの55%を鉄鋼生産の副産物「高炉スラグ微粉末」で代替し、二酸化炭素(CO2)排出量を45%削減した。一部を除いて全てのコンクリート製品を新開発の低炭素型コンクリートに切り替える。同社によると、セメントの55%を高炉スラグ微粉末で代替したコンクリートの実用化は四国で初めてという。
コンクリートはセメントを砂や砂...

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