コメ由来のプラスチックで「地産地消」 新潟からSDGs
信越企業攻めの一手
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おもちゃやカトラリー、バケツ――。日本一のコメどころ新潟県で、コメ由来のバイオマスプラスチックを使った商品開発が相次いでいる。材料を供給するのは、コシヒカリで有名な同県南魚沼市に本社を置くバイオマスレジン南魚沼(同)だ。食用米の需要が減るなか、新たなコメの「地産地消」として地元の期待も大きい。
豊かな田園風景が広がる南魚沼市の国道17号線沿い。バイオマスレジン南魚沼の工場入り口に近づくと、米を炊...

SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字をとった略語で、国連サミットで2015年9月、全会一致で採択された世界共通の行動目標。国や民間企業の取り組みに関する記事をお読みいただけます。