鳥取県、23年度予算案3350億円 骨格で8%減
鳥取県は一般会計総額3350億円となる2023年度予算案を発表した。統一地方選挙を控えて骨格予算編成としたため22年度当初予算と比べて8%減となった。新型コロナウイルス感染症対策や物価高騰対策など緊急性の高い分野に積極計上した。
新型コロナ対策や健康づくり、孤独・孤立を防ぐ社会づくりなど「命と健康・安心安全」をテーマに155億円、生活困窮者や中小企業・物流事業者の支援など「コロナ禍・物価高騰特別対策」として65億円を計上した。
また、子育て支援や子供の権利救済、国際バカロレア教育の導入といった多様な学びの機会創出など「人が輝く未来づくり」に108億円、観光振興や移住定住促進を通じた地域社会実現など「ポストコロナのふるさとづくり」として193億円を配分した。