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山梨県産果実の輸出額、初の10億円超え 2020年

山梨県がまとめた2020年の県産果実の輸出額は10億7500万円となり、初めて10億円を超えた。19年に比べ1億6900万円(19%)増えた。輸出量は12%増の688トンだった。20年は新型コロナウイルスの影響で航空運賃の高騰や減便など輸出に厳しい環境となったが、コロナの感染拡大に伴う巣ごもり需要で地域によって輸出が伸びた。

山梨県は県産果実の輸出促進に現地語のSNSを活用した(7日、長崎幸太郎知事)

県は20年、インターネット上で影響力のある現地のインフルエンサーに県産果実を販売している店舗を訪ねてPRしてもらう販売促進策を実施。長崎幸太郎知事は「現地語でのSNS(交流サイト)を活用した情報発信など新たな生活様式に適合したプロモーションに注力した。リアルとデジタルの双方から県産果実の認知度向上に取り組んだ成果が表れた」と述べた。

品目別ではモモが5億7700万円で10%増、ブドウは4億9200万円で同33%増えた。輸出先別では香港が最も多く6億5100万円と前年比28%増え、全体の61%を占めた。台湾が同27%増の3億2800万円で続き、31%を占めた。一方、タイは1900万円となり、19年(5200万円)に比べ63%の大幅減となった。

県農政部販売・輸出支援課は「香港や台湾は巣ごもり需要が伸び、SNSでの販売促進策も効果が出たが、タイはモモやブドウの出荷時期に現地のデモが重なり影響が大きかった。ただ、ひょうや病害が多かった19年と違い、20年は人気のシャインマスカットやモモを高品質で品ぞろえできたことも輸出拡大につながった」と分析した。

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