スカイツリーのデザイン案初公開 開業10周年で展覧会

東武タワースカイツリー(東京・墨田)などは12日から、東京スカイツリー(同)の4階入り口フロアで、開業10周年特別企画として「新タワーデザイン展覧会」を開く。
展覧会では、スカイツリーを設計した日建設計(東京・千代田)が、設計の前段階の2005年に実施した社内デザインコンペのデザイン案74点を初公開。スカイツリーの300分の1模型(高さ約2メートル)も展示する。12月25日まで無料で観覧できる。
東武タワースカイツリーは「600メートルを超える世界一高いタワーを実現させるために多くの設計者がアイデアを出し合った、渾身(こんしん)のデザインをぜひ見てほしい」としている。
スカイツリーは超高層ビルの増加に伴う電波障害を低減する目的で2012年に建設された。自立式電波塔として世界一の高さ(634メートル)を誇る。
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