むつ市「核のごみ」新税、税収は核燃料サイクル行方待ち
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青森県むつ市が目指す使用済み核燃料への課税に国が同意した。税収は市内の中間貯蔵施設への搬入量に応じて増減する。日本原燃の再処理工場(同県六ケ所村)は7日、9月の完成予定から26回目の延期が決まった。核燃料サイクル政策の遅れが、原子力施設の立地自治体の財政や施策に影響する構図が改めて浮き彫りになった。
むつ市の核燃料新税を総務相が同意したと発表された6日、宮下宗一郎市長は亡父、順一郎前市長の発案を...

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