福島医大、新型コロナ抗体研究の新拠点 事業化加速狙う
東奔北走
[有料会員限定]
福島県立医科大学(福島市)は11月下旬、新型コロナウイルスなどウイルスの抗体について研究する拠点を同県南相馬市に設ける。福島県沿岸部の浜通り地方では東日本大震災と原子力発電所事故の後、新産業を創出する国の計画が進む。医療関連企業の集積を見越し、協業で事業化を加速する狙いがある。
医療研究シーズの事業化を目指す医大の「医療・産業トランスレーショナルリサーチセンター(TRセンター)」の分室を南相馬市...
東日本大震災から12年となった被災地。インフラ整備や原発、防災、そして地域に生きる人々の現在とこれからをテーマにした記事をお届けします。