神奈川銀行、コア業務純益32%増 4〜12月
神奈川銀行が発表した2022年4〜12月期の単独決算は、本業のもうけを示すコア業務純益(除く投資信託解約損益)が前年同期比32%増の17億円だった。原材料価格の高騰などに伴い、運転資金などにも充てられる「課題解決支援融資」を伸ばし、貸出金利息収入が増えたことが寄与した。
経費も同3%減の43億円と削減を進めたほか、保険販売なども堅調で手数料収入にあたる役務取引等収益も増加した。
税引き利益は同2倍超の8億9900万円だった。本業が堅調に推移したほか、前年は顧客の突発的な破綻に伴う不良債権処理があったが、その分がなくなり、業績を押し上げた。
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