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めぶきFG、純利益17%減 22年4〜12月

めぶきフィナンシャルグループ(FG)が6日発表した2022年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比17%減の318億円だった。常陽銀行・足利銀行合算の国内債券と外国債券の売却損が585億円にのぼったことが響き、有価証券売却損(2行合算)を147億円計上した。前年同期は3億円の売却益を計上していた。

連結経常利益は21%減の456億円となった。

2行合算の与信コストは55%減の47億円だった。「倒産件数や格付けを下げる企業の件数が落ち着いている」(めぶきFG)という。

本業のもうけを示すコア業務純益(投資信託解約損益除く)は15%増の726億円だった。為替などの変動でリスク分散目的の金融派生商品(デリバティブ)の取引が増えた。預金保険料率が下がったことによる物件費の減少や従業員の自然減で、経費は4%減の775億円に抑えた。

めぶきFG全体で仕組み債の取り扱いを停止したことに伴い、めぶき証券の預かり資産関連手数料は47%減の16億円となった。

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