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小林化工、弁護士の田中氏が新社長に

医薬品製造不正で業務停止中のジェネリック医薬品(後発薬)メーカーで、オリックス子会社の小林化工(福井県あわら市)は6日、弁護士の田中宏明氏(56)が1日付で社長に就任したと発表した。同社は複数の品目を製造承認書にない手順で生産するなどしていた実態が発覚し、小林広幸前社長は辞任すると表明していた。

小林化工の田中宏明新社長

同社によると、小林前社長と小林順子前副社長は全ての役職を退き、退社した。総括製造販売責任者、品質保証責任者、安全管理責任者の三役もそれぞれ外部から新たに招いた。

小林化工の広報担当者は田中新社長を選任した理由について「再建計画に必要な人材だと判断した」とだけ話した。田中新社長は同社のウェブサイトに「自身を含む経営陣が『コンプライアンス第一』の姿勢を示し、会社全体に法令遵守の意識を浸透させるための不断の努力を積み重ねてまいります」とのコメントを掲載した。

同社の製造不正は2020年12月、同社が製造する抗真菌薬に製造過程で睡眠導入剤が混入し、意識障害などの健康被害が出たことで明るみに出た。4月28日には厚生労働省が12製品の承認を取り消し、業務改善命令を出している。外部の弁護士らによる調査報告書では「『製薬企業としての常識』を定着させる必要があり、外部からの風を呼び込むことは必須」などと書かれていた。

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