日銀松本支店、長野県の2月の景気判断据え置き
日銀松本支店は6日発表した長野県の金融経済動向で、2月の景気判断を「一部に弱い動きがみられるものの、持ち直しの動きが続いている」として従来判断を据え置いた。新型コロナウイルスの影響が和らぐなかで個人消費は持ち直しているが、半導体関連などの生産面で弱めの動きが出ている。
半導体関連・電子部品等の生産は「高水準ながら増加ペースが幾分鈍化している」としていた従来判断を「弱めの動きとなっている」として下方修正した。パソコンやスマートフォン関連の新規受注が減少していることなどを反映した。同支店は今後の県内経済について、海外景気や賃金の動向などを注視していくとしている。
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