東和銀行、事業承継ファンドに1億円出資
東和銀行は、あおぞら銀行と日本アジア投資が設立したAJキャピタル(東京・千代田)が運営する事業承継ファンド「サクセッション2号投資事業有限責任組合」に1億円を出資した。ファンドを活用して中小企業が抱える事業承継の課題解決を支援する狙い。
同ファンドの存続期間は10年間で、ファンド総額は40億円以上になる予定。2022年8月に設立され、ゆうちょ銀行や鳥取銀行なども出資している。東和銀は18年に「サクセッション1号投資事業有限責任組合」に出資した経緯がある。担当者は「事業承継課題に対する1つのツールになる」と話す。
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