埼玉・丸木美術館、戦争の悲惨さ訴えオンライン配信企画 - 日本経済新聞
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埼玉・丸木美術館、戦争の悲惨さ訴えオンライン配信企画

広島県出身の画家、丸木位里(いり)と妻の俊(とし)が広島の原爆や被害者らをテーマに描いた絵画「原爆の図」を所蔵する「原爆の図丸木美術館」(埼玉県東松山市)は、原爆やロシアのウクライナ侵攻などの戦争の悲惨さを訴える映像をオンラインで無料配信を始めた。

動画共有サイト「ユーチューブ」の同美術館公式チャンネルで配信されたのは、ジャズサックス奏者の坂田明さんによる「坂田明×原爆の図」。広島に原爆が投下された1945年に同県呉市で生まれた坂田さんが原爆の図を前に演奏し、原爆への思い、長期化するウクライナ情勢に対する心境を交えて語っている。

美術館が1967年の開館から55周年を迎えたのを機に制作された。新型コロナウイルス禍で大勢が集まるイベントの開催は見合わせたが、配信により美術館への関心を高め、来館者や支援者を集める狙いもある。

企画した同美術館の岡村幸宣学芸員は「原爆の図と(音楽が)響き合うような体験だった。未来に向けて美術館を伝え残し、多くの方に原爆の図を見てほしい」と話している。

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