横浜スタジアムでテレワーク ベイスターズが観覧席提供

野球場に仕事で連れてって――。プロ野球の横浜DeNAベイスターズ(横浜市)は、本拠地・横浜スタジアムの個室観覧席をワーキングスペースとして活用する。主催試合がある8日、15日、19~21日の計5日間が対象で、午前9時半~午後3時半までバックネット裏のスタンド上部にある部屋でテレワークできるようにする。
料金は個人利用が1人3300円、団体利用は定員4人の部屋が2万2000円、定員8人の部屋が4万4000円。無料でWi-Fiを使える。プロ野球観戦のチケットは別売りで、観戦せずにテレワークだけの利用も可能だという。利用者は同社が運営するコワーキングスペースを割引価格で利用できる。
同社は横浜スタジアムをプロ野球の試合以外で有効活用する。既に予約を受け付け始め、一部の日程は定員に達している。今後は利用状況を見て継続するか検討する。