東武グループ施設、ワクチン証明で割り引きやグッズ進呈

東武鉄道は6日から、観光や物販などグループ施設で新型コロナウイルスのワクチン接種証明やPCR検査などの陰性証明を提示した客に、優待サービスを始める。ワクチン接種が全国的に進んできたことから、感染症対策の徹底と需要喚起の両立をはかる。
英国大使館別荘記念公園(栃木県日光市)ではオリジナルグッズの贈呈、東武百貨店池袋本店(東京・豊島)などでは対象の売り場で割り引きする。サービス提供期間は一部施設で異なるが12月末まで。提供施設は11施設からさらに拡大する予定だ。

2回接種証明は東武トップツアーズなどが開発した「スマートコロナパス」や東京都の「TOKYOワクションアプリ」なども対象とする。陰性証明は利用日3日前以降に受けたPCR検査や抗原検査が対象。東武鉄道広報部は「感染対策を徹底しながら安心かつお得に楽しんでもらおうと企画した」としている。