宮城・東松島、太陽光発電でメロン 異業種が農地再生
データで読む地域再生 東北
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東北6県で2016~20年に再生した農地面積は8647ヘクタールだった。20年の荒廃農地は3万2166ヘクタールと、15年比で12%減った。宮城県では事業会社が農業と別分野で培ったノウハウを転用し、新たな作物生産に乗り出した。福島県の農業法人は栽培方法の工夫で作業効率を高め、耕作面積を広げている。
宮城県沿岸部の東松島市で22年春、太陽光発電を活用して育てたメロンの出荷が始まった。太陽光発電シス...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。