四国通信局長「ICT利活用で地域元気に」 就任会見で
総務省四国総合通信局の西岡邦彦局長は5日、松山市内で就任会見を開き、「現場に足を運んで地域の実情や課題認識を聞いたうえで、ICT(情報通信技術)の利活用を通じて地域を元気にする」と抱負を述べた。
西岡局長は政府が掲げるデジタル田園都市国家構想を挙げ、「四国は山間部や離島が多く少子高齢化などの課題先進地域だからこそ、ICTを使って課題解決するポテンシャルが高い」と話した。通信インフラの整備を進めつつ、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進などに取り組む。
西岡局長は東京都出身。1992年に東大法学部を卒業し郵政省(現総務省)に入省。2021年に内閣官房郵政民営化推進室副室長を経て22年6月28日付で就任した。
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