めぶきFG、サステナビリティ方針策定 2030年CO2ゼロ
めぶきフィナンシャルグループ(FG)は持続可能性に取り組むための「サステナビリティ方針」を策定したと発表した。2030年までにグループ内で二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにするなどの方針を盛り込んだ。傘下の常陽銀行と足利銀行にそれぞれサステナビリティ推進室を設置することも発表した。顧客のSDGs(持続可能な開発目標)の取り組み支援にあたり、グループの方針を明確にする。
同方針では重要課題として「地域経済・地域社会の活性化」「気候変動対応・環境保全」「デジタル化の推進」「高齢化への対応」「ダイバーシティの推進」を挙げ、推進室が各部の取り組みをとりまとめ、強化する狙い。
企業によるSDGsなどへの取り組みを支援する投融資「サステナブルファイナンス」については、30年までに3兆円(うち環境分野が2兆円)を投じる目標を定めた。
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