江戸のエコな知恵を発信 小池知事「今こそ学ぶべき」

東京都は江戸時代の水運ネットワークや着物のリサイクル文化など、脱炭素につながる江戸時代のエコな知恵の発信を強化する。江戸文化の専門家などを交えた懇談会を2023年度内に3回開き、まとまった内容をもとに新たな観光資源の開発や観光事業者と連携しての外国人観光客へのPR活動につなげる。
4日に開いた初回の懇談会で小池百合子知事は「江戸文化は地産地消や温暖化対策としての打ち水など、様々な文化が凝縮されている。今こそ江戸の文化を学ぶ必要がある」と指摘した。