埼玉の笛木醤油、川越にバウムクーヘン店 食べ歩き狙う

老舗しょうゆメーカーの笛木醤油(埼玉県川島町)は、川越市の中心部に手作りバウムクーヘンの工房兼テークアウト専門店「川越バウムLab.(ラボ)」を開業した。多角化の一環として2020年に始めたバウムクーヘン事業が好調なため、観光客の食べ歩き需要が高い川越で新規顧客を開拓する。

店は川越のシンボル「時の鐘」がある旧市街にオープンした。笛木醤油の直販店と直営の飲食店に隣接し、観光客が多く訪れる立地だ。円形のバウムをカットした「切りおとしバウム」をカップに入れて販売し、食べ歩きながら観光できるようにした。
バウムはスタッフが店内で生地を焼き上げる。通常のバウムに加えて生クリームや抹茶アイス、あんこをのせた商品など10種類以上あり、トッピングも用意した。笛木正司社長は「新型コロナウイルス禍で苦しんだ川越の観光を元気にしたい」と話している。

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