バレーボールの岡山シーガルズ、岡山県・ジェトロが協定

岡山県、バレーボールVリーグ女子1部の岡山シーガルズ、日本貿易振興機構(ジェトロ)岡山の3者は4日、タイとの交流促進に向けた協定を結んだ。タイで人気が高いシーガルズのブランド力を生かし、岡山からの輸出促進や、岡山とタイを結ぶ直行便の誘致を目指す。
シーガルズはセッターの宮下遥選手が日本代表としてタイで国際大会に出場して人気を集めた縁があり、2020年にはタイバレーボール協会と協定を結ぶなど交流を深めてきた。21年からはジェトロ岡山とともに地元スポンサー企業のタイ市場開拓を後押しするプロジェクトに取り組んでいる。
シーガルズの河本昭義社長は「地域スポーツの市民クラブとしてのあり方が生かされてきた」と話した。岡山県の伊原木隆太知事は「県が入ることでタイの皆さまをより良い形で受け入れたい」と期待した。