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「空飛ぶクルマ」、屋外試験で5分間飛行 岡山で

「空飛ぶクルマ」の屋外試験飛行が4日、岡山県笠岡市の笠岡ふれあい空港で行われた。高度約30㍍に浮上し、全長550㍍を折り返して5分間安定して飛行した。プロジェクトを進める水島臨海工業地帯(岡山県倉敷市)周辺の企業有志は、瀬戸内の離島や中山間地へモノや人を運ぶために空飛ぶクルマやドローンが飛び交う将来像を描く。

試験飛行に取り組んだのは岡山県倉敷市水島地域への航空宇宙産業クラスターの実現に向けた研究会である一般社団法人MASC 。中国の「イーハン」社製の機体を用い、同社の協力を得て実現した。

MASCは航空宇宙産業への参入などを見据えて瀬戸内エンジニアリング(倉敷市)などが2017年に結成し、現在は約50の企業・団体が加盟する。これまでドローンを用いたプラント点検などの実証実験を重ねてきた。

試験飛行には倉敷市の伊東香織市長や笠岡市の小林嘉文市長も出席した

空飛ぶクルマの明確な定義はないが、電動またはハイブリッドで動く、垂直に離着陸する、人が乗れる大きさなどが特徴だ。法整備は日本を含む各国で途上の段階で、2025年前後の実用化が見込まれている。国内での試験飛行は屋内では例があるが、屋外では初めてという。

大阪万博が開かれる25年に照準を合わせて「瀬戸内『弁天』プロジェクト2025」という構想を掲げ、瀬戸内海沿岸の地域や島々での空のネットワーク作りをめざしている。試験飛行の成功を受け、MASCの桐野宏司理事長は「感激して心の中では泣いていた。大阪万博で空飛ぶクルマを使った何らかの形を示していきたい」と話した。

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