すしの銚子丸、回転レーンでの提供終了 迷惑行為防止
すしチェーンの銚子丸は3日、客による迷惑行為やフードロスへの対策として回転レーンを使った商品提供を4月26日までに終了すると発表した。客がタッチパネルで注文し、商品は板前やホール担当の従業員らが直接届ける「フルオーダーシステム」に切り替える。
タッチパネルは全店に導入済みで、6日から千葉県や東京都、埼玉県などの63店舗で注文・提供方式を順次変更する。
以前からレーンで流れる商品ではなく握りたてを注文する客は増加傾向にあり「オペレーションの極端な変更や大きな負担はない」(広報担当者)という。レーンにはすしの代わりに商品のPOP(店頭販促)広告を流す予定だ。
銚子丸では2月、横浜市内の店舗でガリの容器に電子たばこの吸い殻が混入されていたことが発覚。再発防止策として、カウンターや客席に置いていた共用のしょうゆや粉茶、湯飲みなどを撤去していた。