広島と岡山、飲食店時短を6日で終了 重点措置解除で

広島県と岡山県は新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置の6日での解除にあわせ、県全域での飲食店の営業時間短縮要請を終える。医療体制の逼迫が緩和されているが、感染は多い状況として、両県知事は県民に感染対策を続けるよう呼びかけた。
岡山県は31日までをリバウンドを防ぐ期間とする。4日開いた対策本部会議の後、伊原木隆太知事は「オミクロン型にあまりきかない飲食店の時短には頼らないが、それ以外の対策は慎重に守ってもらいたい」と話した。重症化リスクの高い高齢者の入所施設などに約5万の検査キットを配り、職員の定期的な検査をすると新たに決めた。
広島県では湯崎英彦知事が取材に応じ、「重点措置は解除となるが、感染レベルとしては高い状況だ。基本的な感染防止対策を続けてほしい」と呼びかけた。