浜松いわた信用金庫、事業支援プログラムの最終審査会

浜松いわた信用金庫(浜松市)は3日、事業計画を表彰し地域での創業や新規事業の創出、既存事業の発展を支援する「FUSE-ON CHALLENGE(フュージョンチャレンジ) 2022」の最終審査会を開いた。最優秀賞にはマグネシウムを海中から回収し産業用に活用するなどの事業に取り組むアンヴァール(浜松市)が選ばれた。
最終審査会にはアンヴァールのほか静岡県西部エリアのスタートアップ、大手メーカー出身の起業家や部品メーカーの新規事業担当者ら8組がファイナリストとして参加。専門家の指導で磨いた事業計画をプレゼンし審査を受けた。ファイナリストには今後の活動拠点を提供、同拠点常駐の信金職員が「伴走型」で支援し事業成長を促す。
フュージョンチャレンジは、浜松いわた信金が過去9年間開いてきたビジネスプランコンテストを刷新し22年度に発足。従来の二次審査通過者に限った地元起業家による指導から、一次審査通過後にビジネスプランニングやマーケティングなどの専門家によるグループ指導を受けられるようにして、支援の裾野を広げた。
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