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新潟県知事選、花角・片桐両氏が選挙公約発表 12日告示

新潟県知事選(12日告示・29日投開票)に立候補を予定する現職の花角英世氏(63)と新人の片桐奈保美氏(72)が9日、それぞれ選挙公約を発表した。花角氏は1期4年の県政運営での防災・医療・産業などの実績を強調し、成果をさらに大きくすると表明した。片桐氏は柏崎刈羽原子力発電所の再稼働反対を最大の争点とすると訴えた。

両氏は同日、新潟県庁でそれぞれ記者会見した。花角氏は「対話を重視し、県民最優先の姿勢で県政にあたりたい」と述べた。片桐氏は「原発再稼働への同意は決してしない」と述べた。これまでに出馬を表明しているのは両氏のみで、現職と新人の一騎打ちの選挙戦となる見通しだ。

花角氏「選ばれる新潟実現に全力」

花角氏の記者会見での主な一問一答は次の通り。

――4年間の自己評価は。

「就任前には分からなかった財政状態などがあり、思うように動けなかったことがあるが、与えられた環境のなかで自分なりに努力をした。及第点をいただけるのではないか。引き続き『選ばれる新潟』の実現に全力をあげる」

――人口減にどう取り組むか。

「人口減は自然減と社会減に分けられる。自然減の改善はすぐには難しい。社会減は少しずつ改善している。進学や就職を契機とした若い人たちの県外流出をなんとか抑える。県外からもUIターンしていただけるよう官民あげて取り組む」

――原発再稼働を巡る判断は。

「『3つの検証』は判断材料を得るために始めたものだと理解している。専門家の皆さんに客観的に誰もが信頼できる検証をしていただき、それを材料として考えていく。予断をもっているわけではない」

――脱炭素社会の実現にどう取り組むか。

「新潟県がもつ、さまざまな地域資源を生かした再生可能エネルギーの拠点作りは4年間でかなり進展した。引き続き、カーボンニュートラル実現に最大限の努力をしていく」

片桐氏「原発を次世代に残さない」

片桐氏の記者会見での主な一問一答は次の通り。

――知事選の最大の争点は。

「原発再稼働だ。ロシアのウクライナ侵攻で核戦争が現実味を増し、柏崎刈羽原発が攻撃される危険性を誰もが感じたはずだ。次世代のために絶対に残してはいけない。『3つの検証』は、国や自治体の参考にもなるので継続して行われるべきだ。再稼働の判断材料とはしない」

――県予算の1割削減を掲げた。

「民間企業の経験を生かし、徹底的に無駄を削る。指名競争入札や随意契約を見直し、いろんな人が入札に参加できる仕組みを作る。県知事公舎も売却する。県予算の1割にあたる1400億円を削減する」

――医療政策は。

「原発なくして医療を残す。県が進める病床削減計画は中止し、13の県立病院の民営化などもやめる。医師と看護師を大幅に増やすため、給料や労働条件の見直しなど待遇改善も考える」

――2022年秋の就航をめざすトキエアへの出資は。

「私は出資した。新潟と佐渡島が行き来できるのは悪くない。(県が出資すべきかは)これからの問題だ。県民が望み、県が協力する方策があれば、様子をみてそういった格好になる」

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