/

豪雪地帯の秋田・湯沢、雪室で熟成 野菜やコメ試験販売

秋田県南部の豪雪地帯の湯沢市で、雪を使った天然の冷蔵庫である雪室(ゆきむろ)でひと冬越したコメや野菜などの試験販売が始まった。リンゴやネギに加え、隣接する羽後町の七曲り峠で越冬したコメと酒を3日、「蔵出し」した。

雪室で熟成させた日本酒を「蔵出し」した(3日、秋田県羽後町)

地域産品のブランド力を高めるため、湯沢市の事業者が「秋田・湯沢 雪中貯蔵協会」を組織した。コメ卸の鈴木又五郎商店(湯沢市)や青果物卸の吉村(同)、湯沢市ビジネス支援センター、デザイナー、公認会計士がメンバー。酒販店の菅原商店(羽後町)もアドバイザーとして加わった。

雪中貯蔵協会の統一ロゴ

協会は「雪中貯蔵品」の統一ロゴを作成。「寒締めりんご」「雪下九条ネギ」「雪中貯蔵米」「雪中貯蔵酒」の名称で各社が店舗やオンラインで販売を始めた。

地域で栽培し越冬させた九条ネギ

雪室を活用した雪中保存は豪雪地帯ならではの保存方法。雪中では気温が零度ほど、湿度も90%以上に保たれ、野菜などが凍ることなく長期保存できる。ゆっくり熟成し、野菜や果実などは甘みが増すようになる。

雪中貯蔵協会の鈴木アヒナ麻由さんは「雪のない首都圏や関西圏などで販路を開拓したい。雪国の住民を悩ませる雪を活用し、地元に明るい話題を届けたい」と語った。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン