デパ地下で代替肉料理 高島屋横浜店とネクストミーツ
高島屋横浜店(横浜市)は代替肉の製造販売を手掛けるネクストミーツ(東京・新宿)と連携し、同社の代替肉「大豆ミート」を使った食品を期間限定で展開する。高島屋の地下食料品フロアに売り場をもつ30ブランドが約40種類のメニューを開発した。環境負荷の低い新たな食材として認知向上につなげる。

「大豆ミートはこんなにおいしいフェア」と銘打ち、16日から3月1日まで展開する。メニューは焼肉重、総菜パン、串カツ、サラダなど幅広い構成で、崎陽軒(横浜市)はカレーピラフ弁当(700円)、横浜中華街の有名店「華正楼」はホイコーロー(100グラム540円)などを販売。柿安本店の「柿安ダイニング」やロック・フィールドの「RF1」も独自メニューを用意し、ネクストミーツは特設の売り場を設ける予定だ。
担当者によると、価格が高く実際の肉より風味が劣るなどの既存の代替肉のイメージを払拭できるメニューとして開発した。高島屋横浜店の青木和宏店長は「独自のラインアップをこれだけのスケール感でやるのは百貨店業界で初めて。こんなにおいしいのだと一人でも多く実感していただきたい」と話している。