水戸駅前のIT発信拠点22日開設 eスポーツ施設核に
水戸市はIT(情報技術)企業のアプリシエイト(同市)が市の企業立地支援制度を活用し、水戸駅北口にIT発信拠点「AREA310(エリアみと)」を22日開設すると発表した。商業ビル「マイムビル」の2階にコンピューター対戦ゲーム「eスポーツ」を核とした施設を設け、にぎわいづくりを目指す。

カーレースゲーム用の4席と大画面モニターを備えたeスポーツエリアに加え、eコマース(電子商取引)の動画撮影に使うブースを設ける。サッカーJ2水戸ホーリーホックの公式グッズ販売店も併設する。アプリシエイトは拠点開設にあわせ、社内組織のプロeスポーツチーム「AREA310 e-sports」を発足させる。
同市は丸井水戸店が2018年に撤退した「マイムビル」を含め、中心市街地で事業所や商業施設の誘致を進めている。22日の式典には茨城県の大井川和彦知事、高橋靖市長らも出席予定だ。