千葉市長、ワクチン3回目接種 交互接種を選択

千葉市の神谷俊一市長が2日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を市の集団接種会場で受けた。過去2回は米ファイザー製だったが、今回は米モデルナ製を選び「交互接種」とした。市では3月末まで予約枠を設けているが、モデルナの予約が低調で、市長自ら打つことで市民の予約を促す。
3回目の接種から設けた、稲毛区の商業施設「ワンズモール」内の集団接種会場で接種した。接種後に神谷市長は「交互接種の安全性は示されており、3回目はモデルナの供給量が多いため、選択した。モデルナであれば今日予約して明日にも打てるので、早めの接種を検討してほしい」と話した。
1日時点で千葉市全人口に占める3回目の接種率は24.8%で、担当者は「全国平均の20.4%より高い」と話す。ただ、1日時点でファイザー製のワクチンの予約が90.5%埋まっているのに対し、モデルナ社製は22.6%と低調。千葉市では6カ所の集団接種会場を設けており、「千葉中央コミュニティセンター」のみファイザー製のワクチンを使用している。