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JR西日本、金沢支社長が就任 ローカル線の見直し言及

JR西日本金沢支社の漆原健支社長は2日、就任に合わせた記者会見を北陸の各3県で開いた。漆原氏は重点施策として「コスト構造改革」を掲げ、「利用実態と列車の本数がかけ離れている路線は見直す必要がある」と言及した。福井県の小浜線と越美北線は秋のダイヤ改正で減便する予定だ。コロナ禍で経営を圧迫するローカル線の見直しが必須になっている。

JR西日本金沢支社長に就任した漆原健氏は、記者会見でローカル線の見直しに言及した

新型コロナウイルス感染症で鉄道の利用客が大幅に減少し、JR西日本の2021年3月期の連結決算は最終損益が2332億円の赤字(前の期は893億円の黒字)だった。漆原支社長は「新幹線や京阪神地区で得た利益でローカル線の赤字を賄う内部補助の仕組みが成り立たなくなっている」と指摘。「鉄道を持続的に運行していくため、20年近く輸送力を変えていなかったものを適正にする」と話した。

本数が削減される越美北線と小浜線の沿線自治体からは反発も起きている。ダイヤ改正の方針に変更はないことを説明した上で、「必要な輸送力は今後設定するが、具体的なダイヤはまだ検討中。状況は地元の皆様に丁寧に説明する」との発言にとどめた。

重点課題は「4つの柱」と称し、北陸新幹線の敦賀延伸と連動した取り組みやコロナ後に向けた鉄道の利用促進を挙げた。観光型MaaS(マース)を取り入れ、北陸の周遊観光を支援する方針も掲げた。

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