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北陸3県、コロナ対策に315億円 9月補正予算案そろう

北陸3県の2021年度9月補正予算案が2日、出そろった。感染拡大防止や経済対策などの新型コロナウイルス関連だけで、3県で計315億円となった。全国的に収束時期は見えず、各県とも病床数など医療体制の拡大に注力する。災害対策などを含めた総額では石川が159億円、富山が181億円、福井が236億円だった。

9月補正予算案について説明する福井県の杉本達治知事(2日、福井県庁)

福井県はコロナ対策費に161億円を計上。中小事業者支援は従来より対象を広げ、1~9月に売上高が前年か前々年比30%以上減少していれば5万円を最大6カ月分支給。電子クーポン券「ふく割」の拡充には8億5100万円をあて、23億円を計上して越前がにのシーズンに合わせた県民向け宿泊割引の補助上限を1万円に引き上げる。

同日記者会見した杉本達治知事は「ただ待つだけでなく、その後に向けて攻めの政策に着手する」とし、「企業全体の利益はかなり戻っている。飲食や旅行など厳しい業種を下支えする」と説明した。

記者会見する富山県の新田八朗知事(2日、富山県庁)

富山県のコロナ対策費は125億円。コロナ禍で利用者の減少した富山県と長野県を結ぶ観光路「立山黒部アルペンルート」の運行維持経費支援に5億円をあて、航空路線では減便が決まった富山―羽田便の利用促進に5500万円をあてる。

料理教室や陶芸教室などと連携して趣味を通じた出会いを促進する婚活支援にも2320万円を計上。県営婚活施設でもマッチング機会を増やす。働き方改革・女性活躍推進室の担当者は「外出が減り、デートの機会がないとの声が多かった」と話す。

石川県のコロナ対策費は29億円。財源は国の補助金や県債などで賄い、30億円ある財政調整基金は崩さない。ワクチン接種センターの能力引き上げや、医療機関の支援が中心で、飲食や観光向けには、新商品や新サービスの開発支援に2億5000万円をあてる。飲食店への営業時間短縮要請に伴う協力金などは8月2日、18日に計121億円を専決処分している。

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