千葉県の1月倒産3割増24件、負債総額51億円
東京商工リサーチ千葉支店がまとめた1月の千葉県内の企業倒産状況(負債総額1000万円以上)によると、倒産件数は24件で前年同月比6件(33%)増だった。負債総額は3倍の51億200万円だった。
負債総額が10億円を超える大型倒産は不動産業と製造業の2件だった。産業別では「建設業」と「サービス業他」がそれぞれ6件で最多。「小売業」が4件と続いた。従業員別では5人未満が19件で最多となった。原因別では「業績不振」が20件で最も多く、新型コロナウイルス関連の倒産は8件発生した。
同支店は「倒産件数は2022年下期以降、増加傾向だった。23年もその傾向は変わらない。物価やエネルギーコストの高騰などが長期化した場合、企業倒産は引き続き高い水準が続きそうだ」と指摘した。

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