農地減少、首都圏・西日本で厳しく 農業白書読み解き
白書にみる地域再生 食料・農業・農村編(上)
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2021年度食料・農業・農村白書を読み解き、農地面積の減少や農村人口の高齢化など地域再生に向けた課題を探る。
21年の国内農地面積(耕作地のみ)は435万㌶と、九州とほぼ同じ大きさだ。1962年以降60年間減り続け、3割少なくなった。白書は21年の農地面積を都道府県別に05年と比較している。
最も減少したのは東京都で23.1%減だった。減少率は全国平均(7.3%)の3倍だ。神奈川県(13.7%)...