/

島根のコクヨー、干し芋増産へ新工場

農水産物販売のコクヨー(島根県出雲市)は干し芋の増産へ新工場を建設する。約3億5000万円を投資し、生産能力を10倍に拡大する。2日に島根県などと立地に関する覚書を締結した。

新工場は本社敷地内に建設し、鉄骨平屋建て延べ床面積は1095平方メートル。5月に着工しており、11月に操業開始の予定だ。スチーマーや食品乾燥機などを新規導入し、干し芋の生産能力を日産300パックから同3000パックに引き上げる。同社は宍道湖などで採れるしじみの加工品が主力商品だが、しじみは漁獲量が安定しないため、干し芋を第2の事業の柱に育てる方針だ。2017年に関連会社のコクヨーフロンティアを設立し、原料となるサツマイモの生産にも乗り出していている。

コクヨーは75年の設立。新工場の建設で、農産加工品の売上高を3年後に現在の2倍の1億円を目指す。島根県は約2200万円、出雲市は約2000万円を助成する。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません