北信越の伝統工芸士、刃物や陶磁器で増加 育成に力
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全国の人口に占める北信越の比率は6%程度だが、伝統工芸士は約2割にあたる774人が集中する。人数の多さは、各地に多様な伝統的工芸品と豊富な人材が存在することを示す。刃物や陶磁器、漆器など、伝統工芸士がここ5年間で増加した例もある。地域が人材育成や情報発信に取り組みながら、技を継承している。
伝統的工芸品が16品目にのぼり、東京都、京都府に次いで多い新潟県。その一つが越後三条打刃物だ。閑散期の農家...

人口減少、産業活性化など課題解決に取り組む地域の姿を「データで読む地域再生」として掲載しています。これまでのテーマはこちら