87市区町村、人口減脱す 交流深め外国人定住
データで読む地域再生
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2020年国勢調査で人口が増えた市区町村は324にとどまる。高齢化の進展に加え、若年層の都市部への流出や出生率低迷で多くが人口減にあえぐ。そうした中、外国人や子育て世代に照準を絞った施策などを展開し、新たな住民の呼び込みに成功した地域がある。劣勢に歯止めをかけ5年前の減少から増加に転じた市区町村は87あった。
総務省が6月末に発表した国勢調査速報で都道府県として人口が増えたのは東京圏(東京、神奈...

「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。