茨城の大洗水族館、2カ月ぶり再開 シロワニ幼魚公開へ
緊急事態宣言の解除を受け、茨城県大洗町のアクアワールド県大洗水族館が営業を再開した。8月6日から臨時休業してきた同施設の再開は約2カ月ぶり。希少なサメの一種「シロワニ」の赤ちゃん公開に先立ち、開館20周年の企画展「超サメ展」も始めた。

1日は台風に見舞われたが2、3日はサメやマンボウの展示、イルカとアシカのショーなどを楽しむ家族客らがみられた。1日に訪れたつくば市の40歳主婦は「子供にイルカショーをみせたかった。メンテナンスも行き届いており施設の方に感謝したい」と話した。

同館では絶滅の恐れがあるとして環境省の「海洋生物レッドリスト」に指定されたシロワニの赤ちゃんが6月に生まれた。10月12日からの一般公開に先立ち、超サメ展では世界でも例の少ない繁殖成功までの軌跡を紹介。謎解きゲームでサメの生態を学べる企画のほか、サメに直接エサをあげられるツアー(1人1000円)も人数限定で催している。

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