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カワハギ釣り日本一を目指す横浜の大学生

ひと輝く

釣って楽しい、食べておいしい魚の代表格はカワハギ。ざらざわした厚い皮をはいで料理することから名前がついた。横浜市の大学生、荒井良乃介さん(21)はカワハギ釣りの日本一を目指している。

カワハギはホバリングしながらおちょぼ口でエサをついばむ。釣り人がアタリに気づかないままエサをきれいに食べてしまうため「エサ取り名人」とも言われる。その日の状況に合わせて様々な釣り方を試して正解を探していくのがカワハギ釣りの魅力。「海やカワハギと『会話』しながらヒットパターンを読み、それがぴったりはまったときは快感」

カワハギ釣りを始めたのは小学4年。それ以来、飲食業を営む父親と一緒に横須賀市久比里などの船宿に通い、東京湾をメインフィールドとしている。

腕はめきめき上達。中学1年でカワハギ釣りの全国大会決勝に進み、高校2年で6位に入った。受験で一時封印したものの、大学1年で3位となり、史上最年少で表彰台に登った。「次こそ優勝」と誓ったが、新型コロナウイルスの感染拡大で大会は2年連続中止。感染の収束と大会の再開を待ち望む。

現在、東京海洋大学3年で海洋性レクリエーション論を学ぶ一方、初心者教室を開催したり釣り番組に出演したり普及活動にも取り組む。「多くの方にカワハギ釣りの魅力を知ってもらい、自分の技術も伝えていきたい」

(仲村宗則)

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