埼玉・和光の官民複合施設「わぴあ」、4日に全面開業

埼玉県和光市などは1日、官民が共同で整備した大型複合施設「わぴあ」が4日に全面開業すると発表した。認定こども園や児童センター、プールなどの公共施設の他、民間の温浴施設も入居する。子育て中の家族から高齢者まで、幅広い世代を集めることで、市のにぎわい創出の拠点を目指す。
わぴあは東武東上線や東京メトロ有楽町線・副都心線が通る和光市駅から徒歩10分強の場所にある。もともとは市の児童センターや市民プールがあったが、施設が老朽化したため、市と民間の公民連携事業による複合施設を整備することにした。
総事業費は約56億円。2021年4月にまず認定こども園や保健センターなどが先行開業し、このたび子どもの遊具や遊び場などを備えた総合児童センター、新たな市民プール、民間の温浴施設「おふろの王様和光店」などの整備が完了した。

このうち、おふろの王様は東京建物リゾートが整備を担当。露天風呂やサウナなどの入浴施設の他、レストランや休憩ラウンジ、ワーキングスペースなども備える。同社の担当者は「子育て中の女性や働く女性を中心に、幅広い世代が利用できる複合施設にしたい」と話している。

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