武蔵野銀行、東京都と協定 SDGs支援の融資拡大へ
武蔵野銀行と東京都は中小企業のSDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みを支援するため、連携協定を結んだ。SDGsに関連した目標を達成すると、貸出金利を優遇する融資商品「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン(むさしのSLL)」を中小企業が利用する際に、一定の条件を満たせば東京都の補助を受けられる。
中小企業が金利の優遇を受けるには、外部評価機関など第三者の評価を取得する必要がある。今回の協定で、一定の条件を企業が満たせば、評価取得のための費用などを都が一部補助する。
同行は東京都に本社を置く取引先も多く、むさしのSLLを通じた融資拡大につなげる。東京都は千葉銀行や第四北越銀行などとも同様の協定を結んでいる。
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