山形県、23年度予算6875億円要求 若者・女性定着狙う
山形県は1日、2023年度予算に対する各部局の要求総額が6875億円になったと発表した。22年8月豪雨からの復旧など投資的経費が膨らみ、22年度当初予算を0.4%(27億円)上回った。若者や女性の県内定着・回帰に向けた施策や農業人材確保など7つの事業を「施策展開特別枠」とし、計5億3900万円を計上した。

子どもに保育園を短期体験してもらい山形県の子育て環境の魅力を発信する事業や、移住者を対象に農業経営の第三者継承を支援する事業、水素ステーション整備を補助する事業などを新たに展開する。
サクランボの新品種「やまがた紅王」の本格デビューのPRや、製造業・観光業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進事業にも力を入れる。